プーシキン美術館展@神戸市立博物館
モネ、ルノワール、セザンヌ、ドガ、ゴッホ、ゴーギャン、ピカソ、マティス、ドラクロワ、アンリ・ルソー・・・
一つの展覧会でこれらそうそうたる画家の選りすぐりの作品を観ることができる、そうそうない機会。
平日の午後に入館。予想通り混雑していました。
音声ガイド(ナビゲーターが水谷豊さん)を聞きながら鑑賞する人も多く、その人達の合間から覗くようにしての鑑賞になりました。この展覧会最大の見どころとされている日本初公開のルノワールの《ジャンヌ・サマリーの肖像》。
華やかで微笑んでいると思っていたジャンヌ・サマリーの表情も、目の前で観るとどことなく瞳に憂いを感じたのは私だけかな。こちらの「iMuseum Talk」というサイトに、当時の女優という職業の位置付けや時代背景についての興味深い解説があります。
さて、私はセザンヌの絵が好きなのです。
特に色合いが。
この≪パイプをくわえた男≫もセザンヌ独特の深い色使いが良いなぁと思いました。
不安定な構図も面白い。
うーん、できればもう一度行ってじっくり観たい絵がたくさんありました。
12月8日(日曜日)まで。